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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

最初はマネ→学ぶことはマネルことから!

皆さんの年代で「この人なら」と思える人を自ら探して、勝手にお手本にしましょう。優秀な人がたくさん周りにいるのですから、その人たちに素直に教えを請うようにしていれば、実力は絶対つきます。

今思い返してみると、私の20代、30代という年代は、知識も知恵も本当に不足していました。
今も見方によっては、知らないことだらけです。

4年間のトヨタの新車セールスから、税理士事務所へ転職。
毎年受ける税理士試験も、なかなか芽が出ないまま、30歳からは所長の計らいで経営コンサルタントへの道でした。
今は独立したというものの、たくさんの回り道をし、かなりの時間をロスしてしまいました。
しっかりした長期の人生目標を持たないと、こうなります。

それなりに失敗をし、問題から時には逃げ、誰かに変わって解決してもらい、歳を重ねてきました。
次は失敗をしないようにと心掛けるため、確かに失敗は少なくなるものの、小さくまとまってしまいました。
そして、50歳を超えると、もう逃げることはできません
自営業では、自分にもう逃げ道はないと腹をくくります。

自分自身を振り返ってみると、20代、30代、40代と各世代でそれなりに伸びることはできたように思います。
ただビジネスでは、人間関係と尊徳+損得計算も求められます。
この点は、受験勉強のような知識優先できたため、私の弱点となってきました。
経営は、商売は、相手の満足・納得が絶対必要だからです。
この点は本当に反省です。

サラリーマン時代、会社の中では皆自分自身の仕事に追われているため、メンターとなってくれるような人は限られました。
私が若い世代の方にお伝えしたいのは、皆さんの年代で「この人なら」と思える人を自ら探して、勝手にお手本にしましょう。

せっかく優秀な人がたくさん周りにいるのですから、その人たちに素直に教えを請うようにしていれば、実力は絶対つきます。

また、仕事を早く覚えるための秘訣は、できる人のやり方を真似るということです。
尊敬する上司や好きな先輩が、朝何時に出社するのか、お客様とどう接しているのか、どんな電話のかけ方をしているのか、休みはどう過ごしているのか、家族サービスはどうしているのか等々リサーチしましょう。

私の経験ですが、一般的な会社の仕事(営業系や事務系)で、創造性を求められる仕事はほとんどありませんでした。
であるなら、優れた仕事をしている上司や先輩のやり方を注意深く観察し、どんどん真似ていけばよいのです。
最初はマネですから、借りた衣を着ているような感じかもしれません。
でも繰り返すうちに、必ず自分のもの、本物になります。
今日から試しましょう。

[ 更新:2011-11-18 13:21:47 ]

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