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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

昨年のノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生の講演

10月18日胆振教育振興事業として苫小牧で行われた時です。

人は自分が思ったような生き方をしています。結果としてなりたい自分になっています。ですから。物事の受け取り方は前向きにしたいですね。本当にやりたいことをやり抜く人生であれば、どのような結果でも納得できます。現在に満足していないのなら、今の状態を本気で改める努力が必要です。私は自分の人生を折り返し、多くの中小企業経営者と接し、人の一生の成果は、その人の毎日行うことの積み重ねの結果と思います。自分の人生は自分のものです。制約条件はありますが、いつでもやり直しは可能です。自分の人生の不満を、いつまでも親や他人のせいにしてはいけないのです。
 このことは、昨年のノーベル化学賞を受賞された、鈴木章先生も講演でお話しされました。10月18日胆振教育振興事業として苫小牧で行われた時です。鈴木章先生は、私の母校である苫小牧東高校の大先輩に当たります。また、大震災の3月11日も、苫小牧の苫小牧東高校同窓会(白三会)で講演されていました。たくさんの鈴木章先生のお話の中で、私が印象に残ったのは次のことです。
・自分の人生は自分で決める。
・日本は資源の無い国だから、サイエンス(科学)で付加価値のあるもの、日本でしかつくれないものを、つくり続けることを使命としよう。科学と無関係の仕事に就いても、このような気持ちを持って、自分の仕事に励んで欲しい。
・リターン(お金)や研究環境の安定を求めるのではなく、新たな発見とそれを積み上げることにチャレンジして欲しい。科学者の発見や研究成果は、現実にはほとんどが報われないもの。たとえ報われないものであっても、発見や研究は人々に役立つことを願って取組むもの。そうして来たのが自分の人生。北大でも留学先でも、本当に良い仲間に巡り合え、今も励まされ、支えられている。

[ 更新:2011-11-12 16:32:31 ]

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