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過去⇒現在⇒未来という時の流れの中に私たちはいます。現在は次々と過去になっていきますが、自分自身は常に現在と向き合っています。

時には思い出したくもない情けない過去の失敗を反省し、「なぜあんな失敗をしたんだろう」と悔み、次は同じ失敗をしないように、失敗した経験を活かそうとします。また未来（今後）に起こりそうなリスクを避けようと、今のうちに対処方法を考えて防止措置を取ります。
過去の私は、自分の失敗をいつまでも引きずり、「あの時どうしてこうしなかったのだろう、こうできたはずなのに・・・」と悶々としました。これから起こりそうな心配事を、勝手に悪い方に悪い方に想像しておびえ、いつも不安な気持ちでいました。このように暗い過去と不安な未来に気持ち（エネルギー）が取られると、今目の前にあることに消極的なまま向き合うこととなります。
いくら振返っても過去は変わらないし、現在を楽しく、そして明るい方向に進むことを何もしていないのですから、これでは不安感がますます膨らみます。これでは本当に悪循環です。
　自分ができることは今の目の前にあることだけです。ひとまず自分が見える範囲、自分ができる範囲にしぼって、確実に前に進むことを繰り返しましょう。現在の愚直な積み重ねが納得した過去となり、可能性のある未来にもつながります。

[ 更新:2011-11-12 16:27:37 ]