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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

趣味:音楽 PMFピクニックコンサート

札幌芸術の森野外コンサートに今年も出かけた。当日はあいにくの雨。昨年も開始前は雨が降っていたが、開演後は回復していったけれど、今年は午後3時過ぎまで時折強く降っていた。気温は札幌市内で27度だったというが、暑くて日焼けを気にするよりは良かったと思うものの、会場では長袖のシャツ姿でも少々肌寒かった。

 毎回の楽しみは、トップに演奏する札幌交響楽団。今年の指揮は尾高さんに代わって高関健さん。尾高さんと変わらぬ軽妙なトークを交え、チャイコフスキーの3大バレエ音楽の演奏。メリハリのある演奏で、実際のバレエの舞台だと演奏が速すぎてダンサーは踊れないだろうな…などと思いつつ、バレエの舞踏シーンを想い出しながら聴き入っていた。
 PMFのアンサンブルでは、昨年までの室内楽の演奏とはスタイルをがらりと変えて、「ビゼーの4つのコントラバスのためのカルメン・ファンタジー」「ドビュッシーのフルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」「プーランクのピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲」と初めて聴く編成と曲ばかりで興味深かった。最後は「ベートーベンのピアノと木管のための五重奏曲」で締めくくられた。
 今年はオペラの指導にも力を入れ、この日は若手シンガーの歌声も聴かせた。8月2日の経済新聞文化欄「文化往来」には、「PMFオーケストラにも、オペラ全曲を弾いた経験のあるメンバーは少ない。『声を聞きながら呼吸を合わせ、ドラマの進行にも気を配る総合的視点の育成に役立ったはず』と音楽監督のルイジ氏は指摘した。」という記事が載った。
 お待ちかねは今年から音楽監督のファビオ・ルイジ氏指揮のPMFオーケストラ。プログラムはショパンのピアノ協奏曲第二番とブルックナーの交響曲第七番。参加研修生のための練習時間確保を優先したというが、プロ初心者と学生が中心のオーケストラながら、音楽素人の私ではあるが毎年演奏水準が高度化している印象を持つ。ブルックナーの曲はCDも持っていないし、生で聴くのも今回が初めて。私には難しい曲だなと思いつつ、70分に及ぶ演奏だったが緊張感を切らさぬように聴いていた。

[ 更新:2010-09-01 10:03:56 ]

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