(1)エコシルフィの北上電設工業㈱ 代表取締役 高橋悌二郎氏 ご来札 (2)6月18日 創造経営北海道支部定時総会 ㈱創造経営センター社長 森田雅美氏
(1)エコシルフィの北上電設工業㈱ 代表取締役 高橋悌二郎氏 ご来札
北海道応援団長を自認される高橋社長が6月10~11日とお見えになりました。北海道でお会いするのは久しぶりでした。今回は札幌手稲倫理法人会の講師として来られ、私も経営者の集いとモーニングセミナーに出席させていただきました。私は倫理の会合は初参加でしたが、とても元気の良い若い経営者の多い集まりで、私も元気をいただきました。
高橋社長は、次のようなお話しを参加者にされておりました。「変えてはいけない縦軸に私は創造経営と倫理をおき、変化する環境に迅速に適合させるべく、どんどん変えていく横軸に当たるのがマネジメントだ。変えてはいけないものは、経営者としての信念だが、経営はある意味次々と変えて行かなければいけない。倫理は心田開発、土壌改良にあたる。創造経営とは善きものを継承し、悪しきものを改めること。人も企業も新事業も時間をかけて成長するものであり、日本人には物事を融合させる巧みさがある。平成4年に創造経営本部で先見性洞察力研究会がスタートした。変化する環境に対し適切に適応することに努めよう。変化とは生産者経済が終わり、生活者経済へシフトすることだ。生活者とは生命活動を営む人のことであり、そういう人が中心となる社会になる。だから経営は人が幸せになるためのものを、一つ一つ生み出していくと良い。事業開発は私たちの足元にある。それは不足を補うことであり、補完することだ。」
11日は終日、創造経営吉見ゼミをご活用される企業を訪問し、「一緒に良くなりましょう」とエールを贈って下さいました。高橋社長には今回も本当に有難いプレゼントをたくさんいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
(2)6月18日 創造経営北海道支部定時総会 ㈱創造経営センター社長 森田雅美氏
支部会員による定時総会と、森田社長による記念講演会がありました。参加者は少なかったのですが、高密度で学べました。次回は参加者が倍増することと思い、森田社長の有意義なお話しの一部をご紹介します。
・経済の長期サイクルから、過去の延長線上に未来はないと認識しよう。私たちは経営を革新しないと生き残れない。
・今を改革期とするなら、与えられたことに一所懸命なだけでは不足だ。
・売り込むこともせず、他との差別化もせず、ただ過去の人間関係を頼りとした、受け身の態勢はもう限界だ。
・価格破壊から価値あるものの創造へシフトしよう!
・衰退する経営⇒生き抜く経営⇒環境開拓経営へ・・・まずは生き抜く経営、生き残る経営を!
・不採算事業の見直しと言っても、まずどの部門・どのお客・どの仕事でどれだけ赤字が出ているのか本当に分かっているのか?
・ミス・ロス・クレームをなくし、顧客信用をつくるというが、本気でなくし、これらを活かそうとしているのか?
・イノベーションを起こし、環境開拓経営のステージに行くには、次のことが求められる。
①経営者が問題意識を持っていること。
②計数管理ができていること。
③顧客と深い信頼関係が築けていること。
④補完者がいること。
⑤20件以上の同業者や進んでいるお手本企業を真剣に訪問して見ていること。
⑥良いと思うことに貪欲に食らいつき、自分のものにしようと、自分から動いていること。
[ 更新:2010-07-01 10:00:54 ]