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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

2年前の出版ですが、宋 文洲氏の「これしかないよ 日本の人事」を読みました

金融資本主義が崩壊しつつあります。来年がその極みなのでしょう。
工業資本主義―産業資本主義―金融資本主義・・・
今後は、知的資本主義、人本主義、信用資本主義…どのような変化をするか
私には分かりませんが、これまでと大きく変わることは間違いないでしょう。
その変化に、何としても対応するように、一緒に手を取り合いましょう。
お互いが支え合いましょう。分かち合いましょう。

2年前の出版ですが、宋 文洲氏の「これしかないよ 日本の人事」を読みました。内容は宗さんのこれまでの主張を人事的側面でまとまられているもので、読みやすい本ですし、参考になります。

思わず納得は「やる気のない人はどう育ててもやる気を出さない」です。私自信、時折「社員を活性化できない、やる気を出させることができない、人を変えられない無能のコンサルタント!」みたいに言われます。最近は否定も反論もする気にもならないので概ね沈黙します。

私はいつも言うのですが、「過去と他人は変えられません。」変えるきっかけを与えることはできるかもしれませんが、変わるのは本人です。
それに50歳過ぎると人はかなり固まっていますから。変わりたく無い人は、頑固そのものです。それも筋金入りの頑固さです。
ですから、いかに変わらないかに固執します。「そのエネルギーを仕事に使うといいのに」と思っても、その人にはそれが仕事ですし、当たり前なのです。

柔らかい人は、どんどん変化に対応して変わっていきます。

やる気のない人には、真摯に働きかけても変化が見られないなら、最後は経営者や上司の適材適所の配置、あるいは能力に応じた処遇しかないでしょう。

「人事は人ではなく、仕事を見て行うもの」とは宗氏の意見でした。皆様はどうお考えですか?

[ 更新:2008-10-18 10:08:04 ]

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