<5.商品><6.売上計画><7.不動産><8.金融機関>
<5.商品>
・前払い、リベートの受領、為替予約の活用。定期的な欧州行きは、来年、再来年の布石(先方の貿易マネージャーを説得、技術屋を説得、ベルギーOEMの説得、設計・方枠の確認等)。
・欧州メーカとOEM。今後韓国も考慮。開発リスクを当社で負い、取引量に応じ単価を決定。単価決定権は当社。
<6.売上計画>
・商品構成とその利益から策定する(入れるものと、はずすものの区分と粗利計算)。
・売上の予測は、良好・普通・悪化の3ケースのいずれかを目標とし、そこに一致させる。
・数値目標を設定し、自分に枠をはめる。数字の狂いは0.5%以内(最小限)とする。重要なのは利益、そして売上も大事。
・社長より、毎年度の毎月の売上・粗利・商品を指示する。
<7.不動産>
・土地は利用価値を計算する。それで値段が決まる。土地を買って売る時代ではない。
・某銀行の持ち込み話で食指を惹かれるものは無い。相場を知らない人の持ち込み話。
・北○○条の物件は別銀行から話があり求める。ベース…M&Aを考慮し受け皿造り。東苗穂は更に異なる銀行からの話。社長の基準価値(8千万円)で指値。6〜7月を期限とした。
・銀行主催の会合で、司法書士や行政書士が名刺配りの営業をしていた。今の時代を象徴している。(法務局での担保権等のインターネット検索の話しあり)
・競売物件の表示看板が昨年より増えている。ここ4年で不動産の評価減が増えている。
<8.金融機関>
・メイン銀行は持たない。その時々の銀行の姿勢により、その時の取引銀行を決める。
・当座預金は一行で十分。複数持つと無駄になる。当座貸越契約の実施。
・銀行に気づかれぬよう資金移動をする。
・銀行は借り替えさせないし、返済させない。借入れと預金は同時に行う。貸出金利幅の戦略。
・銀行は信用に関わるとして、競売にしたがらない。
・投資は自己資金50〜70%、借入金50〜30%なら可。この比率の範囲なら不況に耐えられる。今は変化が見えない時代。下がる(デフレ)変化の時代だから。