公私ともに色々あるときは、一番身近な家族を大事にするといいですよ。
私は今の年齢となって、改めてそう思います。
家族とは、配偶者・子供たち・親兄弟。親しい親戚も加えていいでしょう。
というのも、一番身近で、長い付き合いの人たちを大事にできないと、金銭利害の絡んだ他人との納得づくの商取引や長~いつきあいは上手くいかないのではないでしょうか。
家族とは、自分の長所も短所ものみこんで、生涯付き合っていくものです。
付き合いを切ったとしても、家族の縁が無くなるものでもないでしょう。
甘えあり、許しもありが家族です。
中高年という年代になってからでいいので、何かの折に自分の家の成り立ちを知り、自分に至るご先祖の皆様のご苦労と悲しみ事の克服により、家の流れが途切れることなく現在まで栄えてきたこと(一時衰退したことがあったとしても)をたどって、自分の心に刻むことも大事ではないでしょうか。
私は今ここで、家制度の復活や、家督制度の復活を訴えるものではありません。
ささやかであっても、自分の家の歴史(歩み)と、家の精神(こだわり)を知り、それと照らし合わせて今の自分の立場や振る舞いを見直すことは、若い方であれば今後の自己成長につながるでしょうし、人生を折り返した方であれば、自分の人生の味わいが増すと思うのです。
[ 更新:2017-08-01 07:56:42 ]