血縁とは切っても切れない関係。
この世に生きるということは、世の中の人達と一緒に暮らすこと。
他者否定の上での思いあがった自己肯定や、多を顧みない自分の利益や欲望の追求は、望ましいことではないようだ。
日本人は無宗教とか信仰心に欠けるという意見があるというけれど、仏教的な精神構造や儒教的精神構造は、無意識ながら日本人の精神構造の基礎となっていたと思う。
それゆえ、中小企業の経営者は、社員を貧しくさせず、社員の家族生活の安定を願いながら経営に取り組んできたこと思う。
長く一緒に仕事をしてきた幹部社員には、社会人・組織人としての教養を身につけ、取引先との安定繁栄を願ってビジネスを行うことを指導する人が多かったと思う。
そして、自分が言葉にしたことは、必ず実行し、やり抜くことで信用と信頼の土台となって行く。
親子仲と兄弟仲は似ていくものかもしれない。現役も終わる頃になれば、謙虚で次世代人材を暖かく見守るのが良さそう。
[ 更新:2024-01-03 10:47:47 ]