熱い人、クールな人
何事にも熱気あふれる人は、自己肯定感が強く、まずは自分優先で、自信にあふれている人です。感情が前面に出る人との相性が良さそうです。
一方何事にもクールな人は、客観性や合理性を重視し、仕事面では効率性や妥当性をよく考えて指示命令し、その結果には指標(数字)を使って計測しデータ化しようとするでしょう。こういうタイプの人は、人の持つ感情に対する感度(理解・共感・納得)にやや欠けるかも知れません。
どちらのタイプであっても、自分の信ずる常識を絶対化すると、周りがおかしいとか、世の中がおかしいとなります。
マスコミやネットで流れる「世の中の流れ」を絶対化(鵜呑みに)すると、自分の常識に迷いや揺らぎが起きることでしょう。
ただ、自分が帰属する世の中にも会社にも、その中では絶対化されたその集団内の常識があり、その集団の中ではそれを遵守しないと非常識と言われます。
どの会社にも、社員たちの行動様式に強制力を持つ常識(当たり前)があります。
社歴の長い会社であれば、伝統的な常識もあるでしょうし、文化的な常識もあるでしょうし、多くの仕組みを機能させるための常識がたくさんあるはずです。
そこに鈍感だと、その会社に長くいるのは難しくなることでしょう。
[ 更新:2022-05-19 11:35:38 ]