これは、欧米の中流とか中産階級という意味ではなく、平均的生活ができる日本人という意識だったかと思います。
変わったことができる経済的余裕があるわけでもないし、仕事上の自由度が高いわけでもないけれど、「家とはこういうもの」「家族とはこういうもの」と、当時の社会的な認識を無難に実現させていく努力を日々続けていたサラリーマンがいました。
インフレや物価上昇が当たり前、マイホームローンの金利も5%以上だったけど、高度成長の中で大量生産大量消費の時代でした。
近所が買えば自分も買う、テレビの見た家電が自宅に次々と収まっていく時代でもありました。
それと比較すると、今は別世界という感じです。
その中で40歳代の人たちは、これからの社会や会社をどうするか考え、具体的に実行していく責任があると思っていただきたいのです。
[ 更新:2022-04-21 17:16:26 ]