ここ数日気温上昇の札幌ですが、今週後半からは平年並みに戻りそう。
雑感です。
マスコミや週刊誌やテレビや映画でも、私が個人的にバカバカしいとか、ひどいと思っても、商品として成り立っている以上、製作する側や記事を書く当事者は、個人的な気持ちでは良心の呵責があっても、その組織の一員である以上は必死になって話題になるように、あるいは売れるように必死になるしかないことでしょう。
一方、マスコミやいろいろな媒体の視聴者や読者には、日常的な流行というのか、テレビでやっていた、ラジオで流れていた、新聞に書いてあった、SNSでイイネが多かった等々の流れに身を任せて安心感を持つことができる人も多いことでしょう。
世間に埋没することで、変り者ではない自分を演じているのかもしれません。
大事なことは質なのか量なのか?
最近はどちらが正しいかという議論が減り、量の圧倒的多さで物事が事実とされていくような気がしてならない。
自分の持っている専門的知識やプロとしてのスキルも、金銭とマスコミへの露出度で測定され、そこで良し悪しが区分されてはいないだろうか。
確かに話題にならなければり上げにつながらないし、売上は増えないと商売は成り立たない。
学生運動が華やかな時代風の表現をするなら、「資本主義の下において、資本家支配から離れて経営ができるというのは庶民の夢物語」ということか。
参考図書:戒能通孝著 「法律入門」 岩波新書
[ 更新:2021-06-28 11:21:35 ]