池田晶子さんは哲学者。平成19年2月23日46歳で逝去されました。
吉見が思わず書き留めた言葉。
・この世では様々な品性の死すべきものどもが、それぞれに加齢しつつ死へと向かっている。
→納得です。次は自分の番と思えるようになりました。
・全ては或るように或る。→クールにこう思うべきなのですね。自分の願望が優先し、こうあるべき、こうあって然るべきという思いが強すすぎると、現実を受け入れられなくなっていくのでしょうね。
・人間は命令本能を持った首長である面と同時に、素直に服従する臣下の面を併せ持ってる。ただ、大部分の人は服従傾向が優越していたり、一部はこれしかない人もいる。→確かに支配したい人が居るし、逆に支配されたい人が居ますね。頼られることに喜びを感じる人も居るし、依存しないと生きていけない人も居ます。
・精神と肉体は別モノであるが結合している。体は痛みで七転八倒していても、精神に痛みはない。体の痛みのあまり、精神の存在を忘れているだけだ。→そこまでの痛みの経験がないので分からないけど、そのような痛みの中で私はどう思うのだろうか…」
[ 更新:2021-04-22 13:28:40 ]