思想信仰の自由があります。政治信条の異なる人と商売ができますか。信仰の違う人と商売ができますか。
政治にしても信仰にしても主観の問題です。自分の意志の問題です。それを黒白で区分する人がいます。好き嫌いで区分する人がいます。忌避する人もいます。違いを踏まえて交わる人もいます。いろいろです。
ビジネスはビジネスですね。扱う金額が大きくても小さくても商売はビジネスです。ビジネスは長く続けるものですから、恒久的であり持続的なものです。だから反復継続するビジネスの関係を築こうとします。
現実には、取引相手も自分も年齢を重ねて変わっていくことでしょう。人には寿命もあるし、仕事には定年があるので、世代交代により、会社は同じでもビジネスの当事者は変わっていきます。
変わっていくことがある中で継続するには「相互信頼」がかかせません。その一つが「経済行為の契約は、契約として厳守する」という一貫した姿勢です。ギブ&テイクもあるけれど、目先の利益もあるけれど、「損して得取れ」ではないけれど、無償でできることは無償で提供する振る舞いは大事です。
トップが賢く、頭の回転がいいと、今の時代には有利です。トップが愚鈍で意志薄弱だと、今の時代のスピード感からは取り残されます。
会社組織はトップ一人で運営はできないので、社員一人ひとりがどんな働きをしてくれるかにかかってきます。
組織は人によって動きますし、組織風土によっても人は動かされます。双方が影響を与えながら組織は成長したり衰退したりしています。
経営論は組織論という人は、このことを言っているのでしょうね。
[ 更新:2019-08-07 07:53:22 ]