自分のためでもいいし、家族のためでもいいし、会社のためでもお客様のためでもいい。役にたって、感謝されればいい。
ためになるもの、お役にたつものは、長続きするものが多いでしょう。誰かに必要性を感じてもらえるものが、栄えていくのでしょう。
「損して、得取れ」というとビジネスライクに感じますが、短期的には不採算でも、今相手が必要なものを提供し、相手が困っていることの解決に協力し、喜ばれて感謝される。これは、長い目で見ると採算がとれる流れとなると思うのです。
日本人が大切にしてきたことの「名を汚さない」というのがありますね。言い方を変えると、相手のプライドや名誉、相手の大切にしているものを否定しない、汚さない配慮は、関係性を維持する上で重要と思います。相手を否定する人、相手を大切にしない人は、長く付き合いたくないですからね。
自分がもらうことばかり考える人もいますし、きっちり計算してギブ&テイクの帳尻を合わせようとする人もいます。経営を伸ばす人は、ギブがお上手です。贈与が習慣となっています。
加えて、経営者としての自律心がありますね。自分から努力はするし、責任は自分が引き受けて全うするし、他人に迷惑はかけないことを第一にしています。特に困難に当たったときの対応力は、肝が据わって手際が良いですね。さすがと思います。頭も下がります。
経営は結果と位置づけますが、ステークホルダーとは協調と協力も大事として、実際にその様な関りや交わりを大事にします。
少しは見習いましょうね。
[ 更新:2019-07-30 11:27:06 ]