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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

漠然と思うこと

大きな変化が起きているみたい

日本も人口減少と少子高齢化の流れの中で、若い働き手の意識の変化がおきているみたい。
苫小牧いるとあまり感じないけれど、首都圏ではすごい勢いで、流れが変わっているのではなかろうか。

新聞の情報ではあるけれど、最近業績を急激に伸ばす新興企業は、単純労働者が減りテクノロジスト(高度専門頭脳集団)が増えているみたい。そこに働くテクノロジストの特徴は出世を望まず、若いうちに経営幹部になり報酬を早々に3倍~5倍に高めると同時に、先進的な専門家として思い切り働きたいと願い、そのように働いているようだ。
組織に対する忠誠心より、自分の専門領域への情熱を優先させる。生涯を通じ自分の専門能力を高めつつ、職を全うする管理不要の知識労働者である。
労働者期間をできるだけ短くし、経営者として、同時に技術者として、世の中に自分の能力を働きかけるというイメージがある。

この現実を見ると、今重要なのは専門分野であり、組織運営は過去の常識と別物になっていく。当然社会システムも変容していくのだろう。
これまで間接部門と言われてきた、会計、社内管理システム、人事を統合的に考えてITで運用する企業が成功を収めるようだ。雇用を柔軟に増減できる雇用の流動化も企業の強さになるのかもしれない。

今の時代に成長する企業は、必ずよそに負けない何かを持っている。どうして強いのか、これからその強さを何に生かすのか、そこから組織と戦略作りが始まるのだろう。

[ 更新:2019-05-28 15:31:14 ]

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