苫小牧と札幌で行っている、少ない人数(5~12名)での吉見経営ゼミの継続参加者を拝見して思うことです。
本当に「人にはその人にふさわしい役割(使命)がある」ということです。
経営者には経営者としての役割(使命)があり、補完者や次世代人材には彼らにふさわしい役割(使命)を背負っています。
経営者は、ステークホルダー(6種の利害関係人)からの期待や願いに、現在進行形で応える責務があります。
補完者や次世代人材は、経営者からの期待や願いがあり、部下達からの期待や願いもあります。
補完者や次世代人材は、それらをしっかり受け止めて、5年10年という歳月をかけて自分の役割(使命)や責務を全うすることが求められています。
自分の役割(使命)や責務を全うための一つの場として、継続参加の皆様は吉見経営ゼミを活用されているような気がします。
10月以降の吉見経営ゼミでは、次のような内容を考えています。
自分が今日まで歩んできた道を振り返れば、これからの行き先がよりハッキリしてくるということの確認です。
それには、ぼんやり振り返るとか、何となく振り返る程度では、これからの行き先もおぼろげなままです。
一旦足を止めて、今日まで歩んできた道を、当時の時代と周りとの関係性の中で、断片的にではなく、連続性を意識して振り返ることで、これからの行き先がよりハッキリしてきます。
外部やネットの中に答えを探そうとする人もいますが、吉見経営ゼミの継続参加者の皆様には、「自分の中にこそ答えがある」ことを再確認していただきたいと願っています。
今日を大切にするから、明日以降良くなる可能性が増えます。その基本が毎日の時間管理です。
自分を大切にするから、他人にも優しくなれます。その基本が自分の健康管理です。
生きて働く以上、悩みや苦しみは必ずあります。その悩みや苦しみと自分が向き合って、社内のメンバーと協働して克服しようとする態度が、悩みや苦しみを発酵させることになり、組織内によく耕す(実体験として共有する)ことで、組織活性化の肥料(成長促進剤)となります。
キーワードは「一緒に!」(関係性)と信じます。
[ 更新:2018-09-13 10:30:08 ]