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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

城山三郎著「打たれ強く生きる」その1

手ぶらで行っていい話を聞こうなんてとんでもない。土産話を持って行こう。→土産話はビジネスでは情報や商品知識でしょうか。

私は苦手ですが「洒落やとかダジャレ、つまりユーモアは、人間を同じレベルに置く。お互いに親しみやすい一庶民でしかない、という気にさせる」というのは事実ですね。親しみやすさ、敷居の低さを提供するのは、年長者の役割の一つと思うこの頃です。

「芸術家肌の専門職だからと言って、黙っていては売れるものも売れない。自分が売らなければ誰が売ってくれるのか」
⇒自分の商売は、自分が率先して売らないと始まらない。色々アナウンスしても簡単に売れないのに、沈黙では周知されないし、見聞きしないことは誰の記憶にも残らない。

「言葉を惜しんではならない。励ます時は思い切って励ます。繰り返して励ます。そして不安や動揺を取り払ってやる」
⇒実務では、言葉を惜しんではいけないですね。相手に話をさせないのは困りものだけど、心を込めて、相手に伝わるように言葉を選んで話すと違います。
仕事で何か違和感を感じた時、このままいくとまずいと思う時は、思いきって言う、思い来いって尋ねると、リスク回避ができることが増えます。
なかなか伝わらない時もあるけれど、辛抱強く何度も何度も、繰り返して伝えることも必要です。根負けしないこと!

「孤独を愛し、孤独に耐えることは、もともと専門職の宿命なのだ。ただしそれだけでは成り立たない」
⇒経営者も間違いなく孤独を愛し、孤独に耐える人です。その上で、どうマネジメントするかが問われます。

「人生あわてても仕方がない。ぼちぼちが一番。まわりはどうであろうと、自分は自分で、たったひとつしかない人生を大事に見つめて歩いていく。ぼちぼちとは、ともかく前に向かって歩いていることである。自分のペースで歩き続けているということである」
⇒人生には、あわてなければいけない時もあるけれど、あわてても仕方がない時もある。最後はまわりは周り、自分は自分として腹をくくらなければいけない時がある。立ち止まらず、自分の力量に合わせたのが自分のペース。前より目的に近づいていればいいだけと割りきるのもいい。

[ 更新:2017-11-15 11:21:51 ]

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