あなたは、誰の、何をまねていますか? あなたがお手本とする人は誰ですか?
悪い見本をまねると悪くなり、良い見本をまねると良くなるものですよね。
良い手本見つけて、それをまねて、精を出して見習えば、これまでの自分の悪かった事も、じょじょに良くなるものです。
サラリーマンも、良い先輩や上司を仕事の手本にすれば、まずまずのところまではいくものです。
しかし、近頃は良きお手本となる先輩や上司が少なくなっていると言われます。
そうなると、自分で手本をつくって、それに学ぶと良いでよう。
自分流の手本のつくり方ですが、ビジネスマナーは誰それ、勇気は誰それ、話し方は誰それ、品行の正しいのは誰それ、義理堅いのは誰それ、根気や粘りは誰それ、すっきりとスマートに決断するのは誰それというように、多くの人の中でよいところを持っている人の、その良いところばかりをチョイスすると、それで手本ができるです。
人生の達人の師匠の良いところには、簡単には手が届きません。かといって、まねやすいからといって悪い癖ばかり学ぶのでは、職業人生には何の役にも立たないのではないでしょうか。
この世に完璧な人などいないのだから、人の粗探しは止めて、一部であっても良いところだけ見て学べばよいだけでしょう。
それには、人の良いところを見出しうる目を、自分が持っていなければならないのです。
他人を非難して満足するというのは、動機において不純なものがあるのではありませんか。
だからその人は人間的に成長しないものと思いませんか。
[ 更新:2017-09-15 07:06:34 ]