9月14日(木)に「MICC流人の活かし方、伸ばし方」を行います。
講師はMICC研究所所長 佐藤茂則氏(吉見は30年ものお付き合いをさせていただいております)
会場は、札幌教育文化会館
時間は、午前9時半から午後3時半
学びは、講義―グループ討議―ワークシートを交えたスタイルです。
自分の成長可能性にスイッチを入れることで、自己成長にも部下育成にもご活用いただきたいと思います。
対象は、人材育成を望む経営者・管理者、および自分を伸ばしたい人ならだれでも。
*創造経営教室のフォローに使っていただいても良いと思います。
研修目的を高めるために、今回の定員は15名。
参加費は、現在おひとり1万5千円で検討中。
以下は、佐藤先生のブログから転載です。
http://specialist.exblog.jp/page/1/
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社長は望まない
日本生産性本部が平成28年度新入社員を対象にした「働くことの意識調査」で、興味深い結果が発表されました。
「人並みに働ければ十分」と答えた人が58.3%(昨年度53.5%)と過去最高を更新するとともに、「どのポストまで昇進したいか」では、「社長」は、10.8%と、10年前の17.8%から大きく減少し、こちらは過去最低になっています。
加えて、「働く目的」では「楽しい生活をしたい」が、過去最高の41.7%(前年度37.0%)と、これまた過去最高を更新し、「ほどほど志向」の傾向がさらに高まっている。
時代を映す若者意識、ほどほど意識、悪いわけではない。
ただ、この意識の始まりは今始まったわけではないのだ。高度成長を遂げた昭和50年代からすでに起こっている。
その割合が増えたことになるが、そのつけは、若者たちが負うことになる。
パソコン、携帯、スマホ、個人化した社会の中で、対面のコミュニケーションが取れない、上司との人間関係の中で簡単にメンタル不全を起こす若者が増えている。
いわゆる現代型うつ、と言われるが、私から見ると「回避型」意識が自分に向いていることで簡単に回避を選択することになる。
繰り返すことで職場から疎んじられて離職をせざる得なくなる。
さて、こうした若者に対してどう対処するか。
・責任を負うことの意味を教えること。
・仕事を進めるうえでのスキルアップの必要性とその方法はきちんと教える。
・仕事はすべて人間関係であり、対面の人間関係の取り方は日常の「対面」の機会を作ること。
でも、こうしたゼロ意識を持った若者の中でも、出世指向はない、でも仕事はきちんとする。
上司ともコミュニケーションを図り元気に明るく職場生活を送る若者もいることは確か。若者のなかでも二極化しているかもしれない。
若者全体の中でも社長指向する者、ほどほど意識で過ごす人の二極化。
ほどほど意識の中でも二極化傾向。
でもよく観るとその上の世代、老齢者世代も同じように二極化していることは間違いないのだ。そうした事実を前提にして職場管理を行う必要がある。
[ 更新:2017-08-01 11:29:10 ]