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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

苦しいこと、切ないこと、つらいことを何度も経験して一人前の大人になって行く

年齢を重ね、いいお顔をなさっている方は、自分からはお話になることは少ないけれど、苦しいこと、切ないこと、つらいことを何度も何度も経験されています。

若い人には、「しなくていい体験は避けて通りたい」「誰かが替わっててやって欲しい」「おびえて、見て、見ぬふり」という人もいます。
20代では、まだ仕方がないと思うのですが、40代でこれでは…と思う時もあります。
そう言えば「どうしたら乗り越えられるのですか」と聞かれる事は最近はなくなりました。
仕事がら、私が向き合う方の多くは経営者なので、ある程度の年数を経営されて来ている人は、事あるごとに口には出さないけど「みんなそんな環境を、乗り越えてきているんだよ。商売をやっていれば、いい時ばかりじゃない。苦しいことも何度もあったし、つらいことも何度もあった。多分これからも何度もあるだろう」と言ってます。
それどころか、自分から苦しいこと、難しいことの方をあえて選んで来た人もいらっしゃいます。
お客様も観ても、20年以上、30年以上続いている企業はたくさんありますし、苦境や倒産の危機がなかった企業はほとんどありません。逆境、苦境を社員と一緒に何度も乗り超えた企業が、今も成長を続けているようにも思えます。
サントリーの創業者、鳥井信治郎氏は「社員を大事にしろ。だが、社員を鍛えろ」と言ったそうです。
社員は大事にするだけでもダメ、ただ社員を厳しく鍛えるだけでもダメ。「大事にしつつ鍛え続ける」自分ありのノウハウを習得するもの経営者の修行という教えです。

[ 更新:2017-02-01 11:44:06 ]

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