(日本経済新聞2016年6月5日10面「日曜に考える」論説副委員長大島三緒氏)
私は居酒屋へ行く頻度は少ないので、最近の居酒屋の雰囲気はよく分からないのです。
この新聞記事には次のことが書かれていました。
・晩婚未婚が増え、世帯の「小口化」が進み、男女も「ひとり」の状態が身についてきた。そんな中での合理的な行動が「ひとり飲み」「ひとり飯」だ。
→一人での食事も、他人の目を気にしなくて良い店舗空間を持った飲食店が増えている印象はあります。
・飲み方の変化は、所得が伸びず、デフレマインドが拭えない状況とも深く関連する。
ひとりなら、自分のペースで、その時の懐具合に合わせて酒を楽しめる。
→一人でなくとも「自分のペースで、その時の懐具合に合わせて酒を楽しめる」と有難いですね。それができないなら、無理して群れずに「一人」という選択もありでしょうね。
・もう一つの背景は、職場からも家庭からも解放された『第三の空間』に身を置きたいという欲求が前面にでてきた。
→時には一人になりたい、時には一人になれる良さはあると思います。
・昔に比べたら家族の縛りも、職場の人間関係の縛りも緩くなっている。『従属』が大きな意味を持たなくなってきた。
→私の育った時代や、社会人となった昭和50年代は、今と比べものにならないくらい家族の縛りも、職場の人間関係の縛りもきつかったことは事実です。窮屈さもあったけれど、家族や関わった皆様に助けられえたこともたくさんありました。
[ 更新:2016-06-16 08:02:14 ]