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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

あなたの職場で「成果主義」により失われた人材はいませんか?

これまでの50年で、日本の組織文化はどう変わっているでしょうか? あなたのこれまでの経験を、振り返ってみるといかがでしょうか?

グローバル化の進展に伴い、市場原理が一段と強調され、近年は株主重視(株主偏重)の経営が世界の主流のように報道されています。
企業取引では下請け先への無理なコストダウンの要求が続き、下請けいじめの告発事例はあるものの、下請け企業の倒産や中小企業経営者の自殺もなくなることがありません。
大企業では合理化・効率化と、国際競争力強化の旗印のもとに、必要以上の従業員の解雇、正社員から派遣社員への給与の変動費化により生み出された利益が、役員報酬のアップや証券市場を通じ国際的投資ファンドを中心とする投資家たちに搾り取られているのではないでしょうか。
その結果、行き場を失った若者達がニートやフリーターとなり年齢を重ねて、今や中年世代となっています。
非正規雇用の人たちやシングルマザーの人たちの中には、低所得生活を余儀なくされ、税金や社会保険の支払い基盤を一層脆弱にさせています。
治安の悪化、教育問題をはじめ、今後を考えると多くの社会不安に怯える人が増えています。

このように近年の大企業が目指す経営スタイルが社会に与えている影響は大きく、私たち中小企業は株主重視という偏った経営ではなく、ステークホルダー(6種の利害関係人)との共生・共益を実現する経営を目指しましょう。
そのために、経営者と一緒に取組む社内中核人材の確保と、彼らの成長を支援するマネジメントを実現して行く必要があります。
中小企業だからこそ、人材マネジメント(入社した人材が成長を続ける)の仕組み構築への挑戦が求められます。

[ 更新:2015-11-07 09:13:36 ]

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