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あなたは「ひたすら努力していれば、結果は後からついてくる」「目の前の課題をこなしていると、道は自然に拓ける」と本当に思いますか。

　この言葉は、確かに聞く機会は多いものです。目的や目標がきちんと定まっていて、それに向かってのひたむきな努力やたびかさなる課題克服であれば、辛抱も道が開ける手段となることでしょう。
　しかし、自分がどこに行くか決めず、今自分がどこを歩いているのかも分からず、ただ闇雲に歩いていても、導かれたようにゴールに着いたなんていうことは、経営の場面ではまずあり得ないことです。あなたの周りで、そんなふうにして成功し、その状態を続けている人ははたして何人いるでしょうか。
　お正月休みを終えて、あなたの来年の目標、今年の目標、今月の目標、今週の目標、今日の目標の設定は、いかがでしょうか？　来年の目標と今年、今月、今週、今日の目標がきれいにつながっているといいですね。目標は中間の到達点と言い換えもできます。そうしないと、目の前の雑事に次々と追われることで、働いた気になってしまいます。成果につながらない労働（作業）ではなく、経営成果と自己成長につながる中間目標を明確にしておきましょう！　シンプルなことですが、今年、今月、今週、今日やるべきことを書き出すだけで、ずいぶん違ってきます。
　「成功する人はしなければならないことをやっていて、成功しない人はしなければならないことをやっていないだけ・・・」という教えもあります。個々人の能力の差という人もいるかもしれませんが、大きいのは目標設定の差であり、そこに向かう本気度（使命感）の差です。　折しも１月、今年のスタートの月です。自分の目標が明確で具体的かどうか、再確認しましょう。

[ 更新:2015-01-05 16:19:52 ]