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岡本太郎さんと福沢諭吉さん

芸術家の故岡本太郎さん、ご記憶の方は多いと思います。大阪万博の太陽の塔でも有名です。私は、「太陽の塔」を見たことがありません。大阪自体に行く機会が少ないので、当然ですね。岡本太郎さんの言った「芸術は爆発だ」「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」は、今でも私の記憶に残っています。
岡本太郎さんは次のように語っていたそうです。「迷ったら、失敗する可能性の高い方を選べ。どちらを選んでも大差はないものだ。一生懸命頑張ればいい。」経営の場でも必この優先順位がず当てはまるかは、正直迷うところです。しかし、意思決定をしなければならぬ経営者にとっては、参考になる一言と思います。

それから福沢諭吉さんですが、皆様はどのような印象をお持ちなのでしょうか？　私の記憶は曖昧ですが１５年も前になるでしょうか、評論家の江藤淳さんが、ＮＨＫのラジオ番組で福沢諭吉論を熱っぽく語っていた事を思い出します。私の大学の恩師（茨城大学名誉教授　野阪先生　刑法担当）が、「福沢諭吉精神が素晴らしい」として、慶應で学び続けたことを学生時代に教えていただきましたが、私自身はいまだに福沢諭吉精神はよく分かっていません。
福沢諭吉さんの残した言葉の一つに、「今日も生涯の一日」というのがあります。私は凡人なので、当然のように明日もあるものと思い込んでいますが、「明日はないかもしれないから、今日一日を充実して暮らす」と解釈する方が多いようです。私たちに期待される役割を、仕事の場でも家庭の場でも、しっかり果たすべく、今日一日を充実させましょう。

[ 更新:2014-08-28 09:08:43 ]