人は皆時間の経過に伴い変わっていきます。同じように見えても、歳月を経て人は変わっていきます。
「全然変わらない人もいるよ!」と言われそうですが、その人その人の直面するする経験の質と経験の量の差と、本人の資質の差が、同じ会社で同じ年数を共にしながらも、個々人の変化の差となっていきます。ということは、自分が向き合う実体験の内容と、自分が実際に取り組んだ(格闘した)量と、自分の資質(個性)とどのように調和させるのか、結果として自分が決めています。人によっては、起きていることに向き合わないという選択をし、起きていることには関わらないという選択をし、起きていることに知らんふり(無視)という選択をします。主体的であっても、受動的であっても、隷属的であっても、人は意識的な選択や、無意識的な選択をします。
食事のメニューで食べたことがあるもののイメージと、全く口にしたことのないもののイメージは違います。これまでを振り返ってみて、自発的に食べてみて、勧められて食べてみて、無理やり食べさせられてと、口にするきっかけは違っても、自分の味覚を通して実感して分かったことはたくさんあったはずです。
不安を感じた時の反応も、人によって様々です。
・不安をずっと抱き続ける人
・不安を忘れようとする人
・不安を克服しようとする人
・不安を誰かに解決してもらおうとする人 等々、いろいろだと思います。
自分のこれまでを振り返ってみてください。
自分が心配した以上に悪くなったことはどれだけありましたか?
自分が期待した以上に良くなったことはどれだけありましたか?
自分が心配しても、期待をしても、冷静に振り返ってみると、しかるべき収まり所に落ち着いてきたのではないでしょうか。自分が主導権を取って、しかるべき収まり所にしっかり収まるように、自分を伸ばしていきましょう。
[ 更新:2014-06-16 10:52:04 ]