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吉見事務所では、サラリーマンを卒業して個人創業の方や、新事業開発の助言をする時に、ここ数年重視している項目をお知らせします。

私がこれを安易にパスし、甘い夢に酔ってリスクの吟味が不十分で、大変な苦労をした経験からまとめたものです。創業後、いろいろ努力するのだけれど軌道に乗らない方は、これらの掘り下げと実行力が不十分なことが多いので、是非参考になさってください。

チェック１・・・売上の裏付けとなる顧客ニーズの把握は、客観性や合理性があるか。
（成功の夢に酔いしれて、思い込みや独りよがりならぬように注意しよう）
チェック２・・・受注後の顧客満足につなげる、プロとしての知識・スキル・システムはある程度持っており、柔軟性があるか？　
（当初は不十分であっても、サポートしてくれる人脈や協力してくださる人脈があれば良いでしょう）
チェック３・・・価格設定は、顧客の負担能力にマッチしているか？
（顧客の負担能力で、あるいは納得する金額で、少なかろうが利益が出る価格設定や、逆算で利益を生み出すコスト調整力があれば良いでしょう、赤字は病気です）
チェック４・・・事前予約客、見込み客、ターゲット客（開拓先）、試供販売客は具体的になっており、量も十分か？
（商品開発・事業開発と顧客開拓が連動しないと、立ち上げ後に苦労したという経験を何度もしましたので、私は今ではここをとても重視しています）
チェック５・・・身内・社内・お客様や取引先で、自分を心底応援してくれる人が少なくとも一人ずついるか？
（孤独にならず、自分をメンタル面でフォローやリセットしてくれる人の存在は大事です）

[ 更新:2013-03-06 08:04:21 ]