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今日は私の誕生日、年齢はあえて言う必要もないでしょう。人生を折り返していることは事実ですし、職業人生も頑張っても後20年でしょうか。

　私の事務所通信への返事というかコメントの中に、少し年長の中堅企業勤務の方（大学で同じゼミでした）から、「一時定年制の年齢を迎え、自分の卒業旅行の企画中」とありました。同じ職場で、同じ仕事内容で、給与は下がるとのことです。私が新卒後勤務したトヨタ系デーラーも、10年ほど前から55歳役職定年制度が行われておりましたが、暦の満年齢と職務能力は機械的に比例しないし、個人差も大きいと思います。
　返信をくれた彼は、絵の好きな奥様と連れだってヨーロッパへ美術館巡りに出かけるようで、いい気分転換とリフレッシュになればと思います。
　ところで身の回りには毎日何かしら事件が起きていませんか。中小企業は小さいから全体が見えるし、全体を見ながら主体的に働くこともできます。小さいから成果も見えやすいから、働きがいも次々と湧いてくるのではないでしょうか。
　どの業種も取引のリピーターを増やすことを目標にします。リピーターの存在は、新規開拓より営業効率も生産性も、売上高への貢献度も高いものです。ですから「リピーターの悩みや困っていることは、何でも引き受ける。」というと語弊がありますが、一緒に問題を共有して解決に取組むことはとても重要です。
　お客様企業に最近出てくる相談や仕事は、①値段が極端に安い、②めちゃくちゃ難しい、③納期が短く非常に急がされる、というものが多くなっているはずです。私に対する要望もまったく同じです。
　「他社が嫌がる仕事でも、ニコニコ引き受けて、やってくれる。」と言う評判が上がってくると、差別化になります。この場合、年長者よりも若い未経験者の方が、先入観や仕事のえり好みも少なく、常に新しいものに挑戦していけることが多いでしょう。
　今回もこのホームページに書き込むに当たり、実は少々トラブルがありました。サーバ管理会社のＧさんが、いつもながらの懇切丁寧な対応をして下さいました。メールのフォローも実に丁寧です。私は心から有難いと感謝しています。
　私は行ったことがないのですが、妻が3度行った東京ディズニーランドのように、お客様が楽しむだけでなく、企業に働く人個々人も、仕事に誇りをもち一緒に楽しんで働く場を創造していきましょう。Ｇさんの対応は、そういう爽やかさと清々しさを与えてくれます。

[ 更新:2007-10-03 13:19:13 ]