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自分を癒す自分

佐藤先生は次のようにまとめます。「どんなに悩み苦しんでも、自分を癒すのは最後は自分自身です。自分の中に自分を助けてくれる自分が間違いなく存在しています。」

 ここしばらく家族間殺人事件や児童虐待事件の多発傾向が続きます。このような中で子供たちの「いじめ問題」もいろいろな場で議論と対策が進められています。いじめを完全になくすことはできないかもしれませんが、かつていじめをした子やいじめられた子たちが成長し、私たちの企業社会に加わっていることは事実です。ですから、かつて経験した「いじめによる心問題」の歯止めはかけられるはず、そう願いたいし希望を持って接していきたいのです。
 懇意にしているミック研究所の佐藤茂則先生は、次のように年初に発言されています。「心のセンサーは『感じる』ことから始まります。いじめられて『いやだなあ』と感じます。そして、『いじめられているなんて親に相談できない』と考えます。そのうえでじっと耐えることになります。そして自責の念に苛まれて心の問題を発生することになります。もし、その時に我慢できてもやがてアダルトチルドレンとして複雑な心問題を起こす意識を形成しかねません。閉鎖的な社会の中でひとり悩みを抱え込む人たちが増える傾向にあります。もし、その時に身近な相談相手がいたら心の問題として顕現せずに済む局面はたくさんあるように思います。」
 子供達に限らず、大人の社会でも、企業の中でも同様の現象がいっぱい起きていると思いませんか。相手をしっかり受け止め、受け入れ、折り合う関係性が強く求められているように思います。IT化、デジタル化、ヴァーチャル化が進むだけに、アナログ的な人間関係構築への意識と工夫が一層求められているように思います。
 平成19年も実にさまざまな問題が起きています。佐藤先生は次のようにまとめます。「どんなに悩み苦しんでも、自分を癒すのは最後は自分自身です。自分の中に自分を助けてくれる自分が間違いなく存在しています。」自分を信じ、自分と仲良く暮らしていきましょう!

[ 更新:2007-08-11 10:45:54 ]

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