基準行動挨拶(返事)

私達創造経営コンサルタントは、組織改善のベースをつくる上で「挨拶」をとても重視しています。
創造経営教室では、基準行動の一番初めが挨拶とお辞儀のトレーニングです。

 挨拶は人間関係の始まりでありベース(基本)です。
挨拶ひとつまともにやろうという気持ちもない、挨拶の命令を無視・聞き流す、挨拶は自分はできているから関係ないという人の集団はどのようになるでしょうか。想像してみて下さい。
会社が良くなる時は、挨拶も良くなるものです。関わる人に関心が向き、声を出し、関わろうとします。
そこに気づきが生まれます。行動力にもつながります。

逆に、会社が悪くなる時は業績の悪化の前に、挨拶の質がどんどん落ちていきます。徐々に変化するので、社内にいると気付きにくいのですが、社外の人は敏感に感じます。敏感に感じた社外の人の次の行動を予測してみて下さい。
人は好きなところ、気持の良い所には行きたくなりますが、嫌なところ不愉快なところには、じょじょに足は遠のきます。

挨拶の一つが返事です。11月の訪問先2社で、挨拶と返事のことで不快感を感ずるという話題がでました。
1社は取引先の態度、相手の存在を認めようとしない、常に自分が正しく、上であるという振る舞いに辟易するという体験を話されていました。
もう1社は社内のどちらかというと若手の反応に対し、これでいいのか最近疑問を感じている。「あなたたち、本当に幼稚園や小学校へいったの? 学校で何を教わってきたの?」というものでした。

悪いものは早く止めさせ、不十分なものは十分なレベルにしたいものです。それがOJTの基本です。
たかが挨拶ではありません。挨拶に始まり挨拶に終わるです。

[ 2008-12-01 08:54:42 ]


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