「先を見るより上を見よう」と言われても、若いときはあまり実感がわきませんでした。最近、この言葉は結構意味があると思います。
先を見るより上を見よう。現在より先々(前方)のことを考えて不安を抱くなら、上(今より高い位置)を見て、それを手にすることを目標として、その方法をしっかり考えることがより大事でしょう。考えるだけではだめだけど・・・
うちの会社は将来(この先)どうなってしまうのだろう・・・私の将来はどうなるの・・・このままいても本当にいいの・・・後で後悔しないかな・・・このように先のことを漠然と考え出すと、若い人は誰でも不安になるものです。しかし、私の周りで成長発展していった人(特に経営者として)をよく見ると、これをしよう、あれをしよう、1年かけてこれをやってしまおうと考えて、行動を重ねていました。つまり、なりたい自分、今よりアップした自分を想像し、本当にそうなれるように小さなことでも具体的に目標を立てて、めげずに試行錯誤をしていました。あきらめないのです。
上から、高いところから見るから、実現の道筋も次々と見えてきたのでしょう。先を見るより上を見ること、これって大切ですね。