詫びる、謝る

ところで、皆様はこれまで何回くらい謝ったり、お詫びに行かれましたか。
素直さに欠ける私は、上手に謝る、お詫びすることは得意ではありませんが、これまで数えられないほどあります。



お彼岸ですね。朝、札幌に来る前にお墓参りに行ってきました。
3月8日より気温が高い状態が続き、雪解けが非常に速く進んでいます。
昨年は長靴に道具を使って雪をかき分けなければとてもお墓に近づけず、お参りはあきらめたのですが、今年はスムーズに行けました。

太陽熱エネルギーの凄さと、平年にない4月並みの気温の連続に、改めて異常気象になってきていると感じます。
予報では4月の北海道は、また少し冷え込むようです。昨年も4月は結構雪がちらつきましたから・・・

ところで、皆様はこれまで何回くらい謝ったり、お詫びに行かれましたか。
素直さに欠ける私は、上手に謝る、お詫びすることは得意ではありませんが、これまで数えられないほどあります。

トヨタの新車のセールスマン時代は、自分の未経験と若さからの失敗多数に加え、理不尽な会社方針(実は上司のエゴによる無理難題)、今より控え目ですがユーザーのクレーム、押し付けがありました。若かろうが買っていただいた以上、お客様と会社の間で右往左往したことを思い出します。

今当時を思い返すと、一緒に謝りに行ってくれた上司は、おおむね出世して行かれました。
人任せ、いいとこ取りの上司は、裸の王様を一人楽しんで(?)いたように思います。当然その後はそれなりの方向に流れて行かれました。ですから長期的に見ると、人事は結構公平でした。

税理士事務所勤務時代は、税金の見込み(予測)違いが、頭を下げる一番のものでした。
前提条件をどう把握するかという問題がありますので、見込み違いがどちらの責任かは微妙ですが、私はプロとして申し訳ないという気持ちでお詫びをすることを心がけました。お陰さまで、所長の配慮とお客様に恵まれ、19年間大過なく過ごさせていただきましたことは本当に感謝です。

今ならば、許して下さらない人の割合が増えているのでしょうね。

ただし、自責の念というか、悔いというか、悔しさというか、恥ずかしさは強く感じたものです。それをばねに、同じことは二度としないと誓って、仕事をしておりました。

それは今も似たようなものかもしれません。


[ 2008-03-20 16:57:17 ]


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