苦労や困難

「創造経営では、困難は乗り越える力がついたから現れる。逃げずに、ぶつかって、乗り越える覚悟を決めて向き合いなさい。いい方に道は開ける。」30歳の時はそう言われても、私はなかなか素直に、そう思えませんでした。
親におんぶにだっこ、逃げる、避ける、傍観する、責任転嫁が子供時代や若い時でした。

社会人として30歳以降は、ひたすら忍耐で向き合った時もあれば、経験も知識も不足し、壁に見ごとにはじかれ、悲しみに打ちひしがれたこともありました。
自己卑下そのもののときありました。どうせ自分何か…と思うのですね。もう誰とも会いたくない、もう人と関わりたくないと…

格好よく乗り切るなんて、現実にはそんなに簡単にできるものではないですよ。

最近少しずつですが、いい意味の開き直りができるようになってきました。今までと違う対応をするのですから、関わる方の反応は正反対です。納得・賛同される方、猛反発の方、激しくご立腹の方と様々です。

先日、「プロとして信ずる道は貫く努力をしなさい、安易な妥協をするな!今回は心がない。」と、83歳の方に呼ばれて、二日間にわたり叱責というか、嵐のような叱咤激励でした。 終わった時は、ただただ疲れた・・・深〜いため息です。本当に疲れました。

ひたすらお聞きするのも大変な時間でしたが、戦争を体験し・戦後を生き抜かれた方の気骨を感じます。だからその方は華々しい職歴なのです。
ハッキリ言って下さり、正直感謝しかないです。有難うございます。


[ 2008-03-01 16:34:38 ]


その他の記事

記事のインデックスに戻る