創業者で、オーナーで、経営を10年~20年と続けてきた方はヴァイタリティにあふれています。
やる気満々で、行動力にも満ちあふれています。理屈抜きに感覚が鋭いですから、敏感です。
次世代経営者となるとどうでしょうか?吉見経営ゼミの利用者にお聞きすると、最近の継承者には次の傾向があるようです。
創業者と比べると人脈が少ない。関わる人たちとの、交流の質も量もかなり見劣りする。経験も勘も度胸も今一つ。意思決定が遅い、先送りが多い。迷って決められない。決めてもすぐ迷う。判断ミスの修復に腹をくくれない。
さすがに全部当てはまる後継者はいないから、現在はそれなりの結果は出ているとのことです。
ただ、「先代が没するようなことがあると心配・・・」とおっしゃっています。
後継者も、また時機が来ると次にバトンを渡すこととなります。
その時までに、今よりも、人脈を広げ、関わる人たちの交わりは広く、かつ深く、経験を重ねて度胸をつけて、勘が働くようにしていく、まず決めて、間違ったら手直しを迅速にを心がける、いい意味の開き直りを学ぶ。
苦手なものは上手な社内人材にお願いし、一緒に皆が幸せなれる経営をしてい行くといいのです。
生業でない限り、経営は一人でするものではないのです。
多くの社員を抱えるのが苦痛な人は、生業家業レベルの経営で、自分の個性を光らせるといいのです。
[ 更新:2019-09-26 09:08:43 ]