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ワンストップ・サービス

あるお客様企業では、かなり前から「ワンストップ・サービス」を前面に出して営業されています。

ここは、一時は減収増益を続け、その後は増収増益を続けています。
ワンストップ・サービスは、言葉を変えるて「一行動、多目的訪問」となるかもしれません。

単なる御用聞きで終わるのではなく、他に何かないだろうか? 次は何だろう? うちの売上にならなくとも関係先の売上なりそうな情報は無いだろうか? というスタンスでの訪問ができる営業担当が多いと、次第に業績が伸びることでしょう。一時的に業績が横ばいでも、右肩下がりが続くことはないでしょう。

定期的にな御用聞き訪問さえできないとなると、営業力はかなり見劣りしていることでしょう。

ワンストップ・サービス営業では、顧客と向き合う担当者が多能工社員的な知識とスキルがあると差別化ができます。
訪問先で自分ができることはそこで済ますことができるからです。
帰社してから、「担当部署の者を寄こします」では、時間もかかるし、顧客の心変わりもあります。競争相手からの横やりも入る可能性がありますからね。

実務では、専門的なものや、特殊な技能や道具が必要な場合は、それを持っての訪問となるでしょうが、技術者が多能工であると、仕事の受け皿は確実に大きくなるでしょう。

差が出るのは、「うちではできません、うちでは無理です」とすぐ断ってしまうか、「弊社の取引先で何とかしてくれるところがあるので、そちらを紹介しましょうか? やる、やらないは、それから決めて頂いて構いません」とできるかです。

中小企業は自社ですべてを自己完結することは非現実的です。相互補完ができるネットワークつくり、お互い様というサポート仲間づくりができていると、心強いものと思うのですが、いかがでしょうか?

[ 更新:2019-07-07 09:50:23 ]

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