お一人が風邪でご欠席でした。もう回復されたでしょうか?
この日は、故船井幸雄さんの書かれた本からヒントをもらいながら進めました。一部を紹介しますね。
以下は、船井幸雄氏の「いますぐ人生をひらこう」(PHP研究所刊)を参考に、吉見がまとめなおしたものです。
誕生から学生生活を終えるまでの約20年という期間は、親・学校・地域社会から教わる期間だから、自動車教習所で学科と実技を教わる期間とも言える。
成人後に自立していくために、組織や社会適応できるように、親や先生および地域社会の大人たちから学ぶ期間です。
社会人となったばかりの時は、仮免許の路上教習期間です。
ハンドルを握り自分で車を動かしはするが、教官が常に隣にいてチ全てェックされているし、走る道も教官の指示によります。
その後正式に運転免許を取得して、やっと自分で好きな所へ行ける資格が与えられます。
でも最初は初心者マークです。
最初は上手に流れに乗れず(社会適応に苦労し)、車を降りると(一日の仕事を終えると)疲労感と恐怖感でいっぱいだったと思います。
なれるに従い、一人で走る距離も長くなり、目的地も自分で決めることが増えていくでしょう。
これは自分の人生を、自分が決めることにもつながるでしょう。
毎日決まりきった路線の往復で、自分の意思もない状態ではは、自立でも自律でもない従属か自立準備の状態です。
車に話を戻すと、移動可能距離はガソリンの量によります。
例えると、定期的に補充されるガソリンの量は命のエネルギーであり、寿命の延長とも言えます。
未知(未体験)の目的地に行くには地図(カーナビ)がいります。「地図(カーナビ)」とは道を克服する「知識+情報」です。
目的地に予定時間に着くには、現在進行形の道路情報もいるし、適切な車の操作もいるでしょう。
ハンドルさばきとアクセルの踏みこみと、ブレーキとの調和です。タイムリーな道路情報(事故情報や混雑情報)も把握したいですね。
経験豊かなハンドルさばきは、自分の車が事故をおこさぬようにするものでもあります。
アクセルを踏む力は、願望・情熱・行動への意志の力が表れなす。
ブレーキは、良心や自然の声に従う意思力、すなわちしてはいけないことはしないという、倫理・道徳に沿った行動を取るように抑制する力だ。
意思力の弱い人はアクセルを思い切って踏まないから、例え車にパワーがあったとしてもノロノロ運転となるでしょう。
ガソリンが常に満タンであれば、行きたい場所を楽しく決め、道筋も夢を膨らませて決められます。満タンとは、熱意や願望が溢れている状態ではないでしょうか。
行動力を引き出す意思の力がないと車は停まったままだし、意思の力が弱いと車は低速でしか走れません。これは今の時代では、高速道路を低速で走ることで危険ですし、また周囲にも大きな迷惑をかけることにもなるでしょう。
自分の意思力を高め、意欲的に行動する力を高めることは人生に重要ですね。
[ 更新:2019-04-18 10:17:15 ]