今年の冬に向かう北海道は、ガソリンも灯油も値段は高止まり。
でもこれは地域で暮らす人たち全員が被ることなので、これらの値上がりを理由の価格改定は、燃料屋さん以外の皆さんは控えています。というのも皆同じ条件ですからね。
最近は原材料の値上げと生産性の低下が、多くの中小企業が抱える課題になっています。
その中で、1件当たりの販売単価の大小は別に、粗利益率の高い商品やサービスをお持ちの所は健闘しています。
取引き高の大小は別にして、新規開拓を地道に続けているところも健闘しています。
構造不況業種でも、何かできることはないかと模索し、顧客にいろいろと試して反応をうかがっているところも現状維持か微増で頑張っています。
付加価値の高い商品を、価値の分かる人に売って行こうというところも善戦しています。
「うちのこだわりはこれだ!」としてアナウンスを欠かさず、トップから一般社員までその価値観を共有しているところも客足は落ちていません。
過去の利益や内部留保も、ブレーキがかかった時の保険金のようなものとして、売上げ低迷の時(減収減益)に、これを機会にもっと良くするために使おうという会社も、早い段階で業績回復の流れに載せています。
過去の内部留保も赤字補填に使うのはいいのですが、再成長の勢いをつける商品やサービスが見出せないところ、赤字も会社が補填してくれたから自分はもう無関係と、自力で黒字化するベテランがいない所は苦戦しています。
企業の赤字は罪悪ですから、赤字慣れベテラン社員がいると人災リスクとなり危険です。
[ 更新:2018-11-03 08:02:53 ]