分かりやすくストレスを3分類。「頑張るストレス」「ガス欠ストレス」「我慢のストレス」
「頑張るストレス」は、真面目で、仕事ができて、人に優し人が抱えやすいというのは実感できます。
自分の仕事の現場でも、5年前、10年前と比較して、仕事の質も量も急に変わってきたと思います。
お客様を見ても仕事が集中するのは「できる人」「やれる人」「頼みやすい人」です。
会社のため、みんなのためと頑張っても、際限なく頑張り続けることはできません。せいぜい、2年くらい。引っ張っても3年が限度ではないでしょうか。
疲労困憊でかんばり続けて、報われないと感じた時、同僚から「お前、良くやるよな~」と言われ、上司から「そこまでやれと頼んでないけど…」なんて言われた日には、張り詰めていたものが一気に切れてしまいます。これは私の経験ですが・・・
「ガス欠ストレス」は、よく分らないのですが、「仕事以外に趣味や熱中するものがない場合に見られる」と書いてあるので、充電機能の不具合によって起きるのでしょう。
最後の「我慢のストレス」によって、心身に不具合をきたす人は、最近何人も見ています。
「ノー」と言える、言えないも個人差が大きですし、我慢できるレベルも個人差が大きいと思います。
夢中になると、あるいは加重労働を続けると、自分の疲労感は自分では分からなくなるものです。
計画的に旅行などのように「仕事のできない状態を無理につくる」とか、「休みも仕事の一部」として計画に織り込むことは必要と思います。
自分でsどうしてもできないことや、最終責任を自分が負う必要のないものは、どこかで荷を下ろす割り切り方を覚える必要もあるでしょう。
新聞記事のなかで気に入ったのは、「不満はなくしてもゼロにしかならない。『満足』を増やさないといけない」という内容です。
不満がゼロになればいいじゃないかと思うのですが、「満足を増やす」「不満を満足に置きかえる」という作業は、魅力的に感じました。
「ストレスは誰かに話すと9割の人が解消するか気が楽になる」というのも、経営コンサルタントとして私が関与先のトップや管理者と接していて感じることです。「言葉にすることで、頭が整理される」というのは間違いありません。
「聴く力」は大きいですよ。
[ 更新:2017-03-24 13:54:36 ]