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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

70歳代の代表取締役会長がいる会社は変われない(2)

スター精密社長 佐藤肇氏の辛口コメントが続きます。本当に有難い指摘です。2016年10月17日(月)日経トップリーダーより引用

・40代の経営者は、日本のいい時代を知りません。バブル経済が崩壊してから社会に出ているので、極端に守りに入っている人が多い。その一方で、行け行けどんどんの若手経営者もいます。⇒40代の経営者は、創業者は私と年の差があっても普通に付き合えるのですが、二代目、三代目経営者は、相手を一旦受け容れる前に自分の価値観で何事も取捨選択される方が多く、私の経験では一緒に仕事はやりにくいタイプが増えています。
・本来ならば、成熟した日本の市場で確実にやっていこうという姿勢が正しいと思うのですが、何も変えようとしない現状維持の経営者と、身の丈に合わない経営をしようとする経営者とに、二極化しているのです。⇒先が見えない、読めない、守り一方の後継者と、企画大好き、イケイケドンドンはいいのだけれど失敗から学べない、新しいおもちゃが大好きタイプの後継者が目立ち始めています。
・経営者は現場に無理をさせてはならない。⇒これは何度も続く大企業の不祥事を見ると良く分かります。過大な無理は「悪事」につながりかねません。
・値札のついたサービスを提供するのではなく、こちらからサービスをした結果、お客さんの側から「ありがとう。ところで、いくら払えばいいですか?」と言われるようなビジネスモデルをつくる必要があります。⇒大変なことですが、腹を据えて向き合うところが生き残れる可能性が高まります。
・オーナー系の経営者は今、やりたいことは何でもできるはずです。でも、やりたいことばかりやっていてはならない。大事なことは、今やらなくてはならないことを見極めて、それに取り組むことです。特に40代は若くて体力も余っていますから、やらなくてはいけないことでも、できます。そのやらなくてはいけないこととは何かというと、会社を変えることなんです。⇒この総括は肝に銘じましょう!

[ 更新:2016-10-18 06:39:48 ]

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