何か郵送する時、大事にしたい人には手書きで一行でも書き添えていますか?
手書きで書くということは、今では本当に少なくなりました。
でも直筆で、一行でも書き添えようと思うと、下手なりに文字は丁寧に書こうと思いませんか。
相手のことを思い浮かべて文面を考えませんか。
時候の挨拶のところでは、今の季節や今日の天候に目を向けませんか。
電子メールと異なり、直筆は相手に思いをかけ、自分の気持ちを丁寧に表す貴重な行為と思います。
直筆の手紙をしたためる時の心は、究極のマーケティングかもしれませんね。
話は変わって、組織診断をするときに「企業性格(KD-Ⅰ)テスト」というものを行います。
企業性格というと分かりにくいので「組織風土」を確認するテストといった方がイメージしやすいでしょう。
もっとシンプルに言うと、現時点ではトップダウン型が機能しやすいのか、ボトムアップの下地があるか、確認できるテストです。わずか10分少々で終わりますが、なかなか優れモノのテストです。
このテストの設問に「手紙」というのがあります。これ一個の設問の回答で判断はしませんが、社内の連絡報告の現況が浮かび上がります。
「手紙」へのプラス反応が多いと、トップの意思が浸透しやすい組織に状態あります。
逆に、「手紙」へのマイナス反応が多いと、トップの意思と異なる現場運営が多々あります。
[ 更新:2016-10-09 08:24:43 ]