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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

平成26年は、今の時代に合わせて考えと行動を変えよう!

新年を迎えて吉見事務所から

*自社の経営の悪さを経済環境のせいにしている人は、今年も会社を成長させられないでしょう。今は経済構造が本当に大きく変化していることを認めましょう。
*地域差はあります。自分が日々生活をする地域、自社が活動する地域で起きていることを冷静に見ましょう。
*年初ですから再確認しましょう。「良い会社」とは、良い社長がいて、内外の正しい現状認識ができて、変化に適切に対応しようと試行錯誤できる会社です。
*小売店で増収増益のところは、顧客ターゲットと同じ年代の社員が、仕入から収支責任(販売責任と利益責任)まで一貫して担当しています。仕入・売場・経理が別では無責任(あるいは責任転嫁、他人事)になりやすいのです。経営者は結果責任まで考えて、社員を常に何らかの当事者にする工夫をしましょう。
*ヴェンチャーや元気な中小零細企業が成功するときは、今のように経済構造が変化するとき=大企業が臨機応変にうまく対応できないときです。今何が自分たちのチャンスとなるか、虎視眈々と探すのです。
*IT化による変化は、一瞬にして世界中が情報を共有し、世界中からアクセスがありうるということです。ITの良さを素直に評価し、ITを活かす発想を考えられる人には、今年も大きなビジネスチャンスとなります。
*ここ数年に見る「良い会社」「良い社長」の共通項ですが、つきを呼ぶ鍵として①聞き上手、②感謝上手、③笑顔、④他人に親切というお人柄があります。それに対して駄目な会社の社長の共通項は、①話し上手(一方的にしゃべり過ぎ)、②愛想なし(持ち上げられないと不機嫌)、③仏頂面(嫌なことは聞きたくない)、④自分には優しい(甘い)です。皆さまのご経験と比べて下さいね。
*人口構造が半世紀前のピラミッド型のときは「何も考えずに働いても、多くの人が報われる時代」でした。それに「物不足」の時代は、工場は作れば売れましたし、お店では並べれば売れました。リストラという言葉も一般的ではありませんでした。今は少子高齢化の時代です。団塊世代(インフレ時代にある程度の財産形成ができた)以上の年齢の方には未体験の人口構造の時代です。過去の記憶や体験の縛りのない感性や、これからを見通す洞察力を持って経営に反映できると強み(差別化要素)となります。
*人口減の時代は基本的にデフレ・リスク対策が必要です。土地・株価・物価は次の購入者に価格転化しにくくなるからです。私達が過去10年以上体験してきたように、生産性が上がらなければ給料も増えません。旧来のインフレを前提とした公共料金や税金・年金体系では今後の体制の維持はできないことが明らかになったのですが、第二次安倍政権から強引なインフレ誘導政策です。さて今年、どうなっていくでしょう?
*昨年は一年を通じて円安が進みましたから、日本に無い物(石油・レアメタル・食糧などの資源など)の輸入価格目に見えて上昇し、国内物価に多大な影響を与えることを体験しています。これに加えて今年の消費税率のアップです。私達の対応力(真の実力)が問われる一年です。

[ 更新:2014-01-06 11:53:50 ]

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