創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

ハマキョウレックス 会長 大須賀正孝様のお話から

6月29日「北海道トラック産業の持続的発展を目指すワークショップ」の特別講演から吉見が印象に残ったお話をご紹介します。

・大須賀会長は浜松生まれ、11人兄弟の10番目、中卒後ヤマハ発動機に勤務。その後29歳の時に18台の車両で運送業を創業。昭和49年の第一次石油ショックの時、荷主の倒産で赤字転落、連鎖倒産の危機に陥るが、苦難を克服して現在に至る。
・コスト意識は徹底しよう。先に売価が分からぬ商売はないし、先に売価が決められない商売もないから運賃表をつくる。なかなか黒字転換せず、日々決算システムに挑戦する。計画は、月割り、日割り、個人別に分解して挑戦する。目標達成のための行動は、常に前倒しとする。
・自分でやってみる、自分が当事者となる。人は気持ちで一所懸命さに差が出る。
・使い込み事件が起きた時は、使い込みが起きない仕組みを考えた。
・環境が変わると物事は変化する。出来る方法を一緒に考えると良い。知恵や工夫は、いくら出しても疲れない。
・正しいことはパート社員の発言でも通る社内、正しくないことは役員が言っても通らない社内とした。
・季節変動が大きい、繁閑が大きいという、大きな波(差)のある仕事は合理化ができる。
・いまいる部下を優秀にするしかない。社員がたくさんいるということは、たくさんの知恵が活かせるということ。
・無駄は利益につながる。無駄を探すことから始め、ホンのちょこっと、ちょこっとの積み重ねが商売の広がりになる。

[ 更新:2012-09-26 13:55:47 ]

その他の記事
記事のインデックスに戻る
ページのトップへ
創造経営コンサルタント吉見 - foot