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中小企業は良いところ

「集団の中の手抜き」

社会心理学者ラタネ氏は次のように言います。「集団がある課題をなす時、外部からその集団に対して精一杯努力するように圧力が加わります。この外的圧力はメンバーの間で拡散される性質を持っています。したがって集団の規模が大きくなるにつれ、個々のメンバーは一生懸命に努力することについて小さな圧力しか感じなくなるのです。そのため、各自の努力の度合は減少してしまい、いわゆる社会的手抜きが発生するのです。」
 このように「人は集団でことをなす時、メンバーに責任の拡散が生じた時に、頑張るのではなく手を抜いてしまうケースがあるので、個々人レベルでの役割、使命、責任を明確にすることで防止しよう」といいます。中小企業は働く個々人をしっかり目と耳でとらえて、経営者とすぐに向き合えることが武器です。「手抜き」は中小企業の死語としましょう。

[ 更新:2012-07-03 08:22:37 ]

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