---

権利と義務は調和させる人

権利の主張ばかりで義務を果たさない人がいる。権利があるのに主張せず、ひたすら義務を果たすことを優先する人もいる。
権利と義務は対の関係、表と裏の関係で、どちらか一方に偏るものではない。

権利意識が強く、義務の履行の希薄な人は、機会があればなんでもなし崩しにしてしまう。
特に上司が無能と見ると、何をやっても上司は黙認すると思うと、我々のことを上司が諦めていると判断すると、既成事実をつくって既得権としてしまう。

上司が無責任、無気力、管理者として無能で、かつ部下が何でもなし崩しとなると、責任を取る人がいなくなり、組織の秩序などはなくなってしまう。
何が起きても仕方だなかった、どうしようもなかった、こうなるとは思わなかったという結果無責任構造の組織になってしまう。

仕事を含め物事の筋道や理屈を無視し、人間関係の正しいつきあい方（義理）を軽んじ、夢か幻の自己実現や可能性を声高に訴えて、赤字続きでどうする？

[ 更新:2020-07-12 08:17:33 ]