伊藤忠商事前会長 丹羽宇一郎さんの意見です
唐の皇帝だった(紀元600年中頃)李世民は、人間の欲望や喜怒哀楽に差はないとしながらも「賢者は自分を節することができる。愚者は自分の欲するままに動く」(貞観政要)と言ったそうです。
丹羽宇一郎さんは、欧米と日本の違いを次のように説明されていました>以下引用
欧米、とりわけ米国は移民が多いこともあり、ルールや契約を詳細に決め、共同体を維持する「他律他省」の社会。
対する日本は、当事者が自ら律することで自浄作用を保つ「自立自省」の社会。
その自律を支えてきたのが家庭や学校、そして企業内の教育だった。
出典は2006年当時の日経ビジネスだったように思います。
[ 更新:2016-06-09 14:28:57 ]