カラ元気でも明るく、苦しい時こそしたたかに
◆明るく元気!
明るく元気な挨拶ときびきびした振る舞いが生活でも仕事でも基本です。決算書や毎月の試算表も、悪意を持てばごまかすことができます。しかし、個々の社員の日常の振る舞いはごまかしがききません。赤字の会社は、当たり前の基準行動が乱れて行きます。挨拶や連絡報告のレベルが下がっていきます。いつ外出し、どこに行って、何をして、いつ戻ってきたのかが分らなくなっていきます。自分から報告もしなくなり、尋ねても曖昧な返事となります。こうなると要注意です。
◆社長はしたたか
強い会社は、使えるものはいい意味で徹底的に使っています。人でもものでも、活かす(生かす)ことに執念を持っています。だから強くなっていくのですね。
強い会社であっても、自分の会社に有利に物事を運びたいときは、常に相手の立場でも物事を考えて行動しています。相互信頼を積み重ねているのです。この姿勢にはいつも感心させられます。加えて、強い会社の社長はしたたかです。今のような厳しい時代は、社長がしたたかでなければ、社員を守りきれないかもしれません。その社長は、自分で自分を鍛え、仕事もプライベイトも一緒に楽しむ器用さを持っています。
[ 更新:2012-02-27 14:57:32 ]