プッシュ型(押込み)ではもうモノが売れない、【組織:採用】【人事コンサルタント 菊池滋氏との共催セミナー】【カウンセリングの教えから】【自己客観化】【核家族と少子化】
【マーケティング】
「プッシュ型(押込み)ではもうモノが売れない!消費者が会社を選ぶ時代になった。」といわれて何年経ったでしょうか。プロダクト・アウトではなくマーケット・インだ、と私が学んでかれこれ20年以上過ぎています。この間に、我社のブランド(存在価値)を高め、フアン(固定客・継続客)を増やしている企業と、先細りの企業の二極化が一層進んでいます。
外注やアウトソーシングの目的に「時間を買う」ということがあります。経理の代行や清掃業務などは、依頼企業側の効率化を優先し、指示通りの仕事を短時間で且つ低コストで代行(業務請負)することがポイントです。もう一つは、「智恵やアイデアを買う」ことです。自社だけで解決できない問題に対応する場合や、第三者の智恵を借りることにより質(クォリティ)の最大化を図ろうとする場合ですね。自分達で考え付かないアイデアやノウハウを求めて発注するものです。私のコンサルタント業務もこの範疇といえましょう。
どの業種でも今までと同じやり方で依頼されたものを提供していると企業と、現在の発注内容・作業品質・設計内容などに素朴な疑問、あるときは否定的な意見を投げかけつつ、新しいやり方を見つけようとする営業マンのいる企業との格差が広がっています。信頼される営業マンは、取引先の経営理念・ビジョン・商品特性・こだわりなどを根掘り葉掘り聞き出しています。そして、開発や販売計画の矛盾や取扱商品や製品の弱みもドンドン指摘して、色々な提案をしています。他人事ではなく、我事として取引先のことを考えているのですね。智恵やアイデアを売っているのです。
外部にお金を払い、それが相互に生きるには、相手の困っていることを解決する、気づかないことに気づかせ、負担感を減少させ、満足感を高めていくことが相互信頼の基本であり、マーケティングのベースではないでしょうか。
【組織:採用】
当たり前のことを当たり前にやっていきましょう。コンサルタントとして企業に伺うと、これができていない、不充分、バラツキが大きいことが普通にあります。特に改善に困るのは、「分かっていてやらない」社員の多い企業です。
新人の採用は、組織風土変換のチャンスでもあります。但し新人が根本的に組織風土を変えることはありません。根本的に変えるのは、あくまで経営者と先輩諸氏です。この観点から、採用に当って次のことをチェックしてみて下さい。
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[ 更新:2006-09-30 17:29:33 ]