この連休は三日間(3~5日)に休めたので、身体の疲れはかなり抜けました。
その他の日は(昨日今日を含めて)事務所でコツコツ仕事(デスクワーク)を続けましたので、遅れてたまった仕事はこれで一旦なくなりました。
今週は皆様連休ということもあり、お客様を訪問することも、お客様と直接会うこともなく、自分のペース配分で集中できたことが良かったような気がします。
趣味でも料理でも、モノの味わいの分かる人は、人の気持ちも汲める人かもしれませんね。
私の若い頃には食べ物の好き嫌いが多く、社会人になった時、当時の上司に「食べ物の好き嫌いの多い奴は、人の好き嫌いも多いから、営業には向かないし、部下持てない・・・」などと言われたことを思い出します。
ある程度は当てはまるような気もしますが、亡父がとても食の幅の狭い人だったので、当時は貧しさもあって家庭でいろいろなものを食べた経験がありませんでした。
当然初めて口にするものは馴染みがないので、美味しく食べられなかったのが当時の私だったような気がします。
新車のセールス時代はとても飲み会の多い職場で、食べ歩きを楽しむ人も多かったので、どんどん食べられるものは増えて行きました。年齢を重ねた今では、特定のジャンルのもの以外はだいたい食べられるようになりました。
税理士事務所勤務時代、担当していたお寿司屋さんの大将に寿司ネタの好き嫌いを聞かれて回答すると、「最初に本当に上手い寿司ネタで食べないから、みんな何かが嫌いになるんだよね。本物を食べて、本当の美味しさが分かると、次は食べられるようになるよ。」と教えられました。
確かに、その後食べられるものはいろいろと増えていきました。
早い時期に本物を見聞きする、上質なもの粗末なものを比べる経験は貴重です。
今の若い方たちは、子供の頃からその機会を得ていますから、私たちの若い頃とは比較にならないですね。そう言う次世代人材を伸ばすのが、私たちの年代の役割です。
[ 更新:2017-05-07 16:22:11 ]